【体験談】就職1年目で妊娠…やってはいけない事3つ!【看護師】

看護師

看護師として働き始め、少し慣れてきたかな…となった矢先での妊娠。

仕事も慣れてない、周りの反応も怖い、お腹の中の子供の状態も心配。

という身体的・精神的・社会的な危機にあっている方いらっしゃいませんか?

 

もちろんおめでたいことですが、

「仕事どうしよう…」「何て言おう…」と悩みますよね。

 

この記事では、私の体験談失敗した事を紹介します。

 

同じ状況の方にとって参考になれば嬉しいです。

 

失敗1:報告の仕方

 

妊娠した!まずはどうする?

妊娠が判明したら、まずは上司である師長に報告です。これがもうドキドキですよね…。 

1年目で人間関係も作られている途中での妊娠は、先輩や上司にとって「え?仕事教えてきたのに?」と思われてもしょうがない…。

 

ですが、妊娠が分かった時点で上司に報告しておくことで労働基準法における母性保護規定もお願いしやすくなりますので、早めに報告しておいた方がいいですね。

 

報告はどのようにした?

私は、師長が一人になるタイミングを見計らい、

「相談がありまして…。少し二人で話せるお時間を作って頂けたら…。」と勝負をかけました。すると、すぐに空いている個室で話を聞いてくれました。

私「実は妊娠が判明しました。1年目で仕事を教えて頂いている中で本当にすいません。」

師長「あら~、それはおめでとう。体調は大丈夫?」

私「はい、ありがとうございます。大丈夫です!」

師長「まぁ、何かあれば言ってね。あと看護部長には私から言っておきますね」

と、まぁ腹の中は何を考えているかは分かりませんが、意外とスムーズに話は進みました。

 

看護師の世界は男性が増えてきたといっても、まだまだ女社会なため、妊娠も想定内の事なのかもしれません。

あとは私の年齢が30歳を過ぎていたのも一つの要因かもしれないです。

 

その時、皆には朝礼で話をしようと話がまとまったのですが、なぜか師長さん。

私が休みの日の朝礼で皆に報告したようです。

 

私も発表の際に挨拶しておきたかったのですが、完全にタイミングを逃してしまい

一人一人にしっかりした報告をして回ることになってしまいました。

 

確かに、「朝礼で言ったから個人的に言わなくていいや」ってことにはならないんですけど、

1~10まで全員に説明して回るのしんどいです。

私聞いてなーい、とかなったら最悪です。想像しましたか?震えるよね?

 

失敗1:病棟全体に対し、どのように報告するか師長と相談しておくべきだった。

 

失敗2:周囲への対応

 

上記の事もあり「聞いたよ~、おめでとう~」と声をかけて下さる方(天使)や、

報告しても「あ、はい(ツーン)」な方と大体8:2の割合でいました。

 

幸いつわりが一切無かった私ですが、この時期はやっぱり

眠い・疲れやすい・メンタル弱いっていう3段活用で日々を過ごしていました。

やはり後者の対応は悲しくなりましたね…。

 

まぁ、私が悪いんですけどね…と自分を責めてしまっていました

 

先輩に言われた一言

 

1年目、人間関係の構築が出来ていない事から、周りに協力を仰ぐのもためらいがある時期でもあります。

また急性期だと「忙しそう…声かけづらい…」ありますよね!

さらに妊娠して迷惑をかけていると感じていた私は、

「出来ることは1人でしなきゃ」と抱え込むことが多くあり、無理に全部頑張ろうとしすぎていました。

 

この時期の私はバファン〇ンよろしく、半分が申し訳なさで出来ていました。

 

そんなとき先輩に言われたのが、

「〇〇さん、私もだけどこの病棟妊娠したことが無い人が多くて、どんなことが困ってるか分からないの。だから、どんなことを手伝えばいいか教えてね。それが今後の人の為にもなるし。」

と、声をかけて頂きました。

 

あぁ…私は自分の申し訳なさしか考えていなかったな…と。

 

いや、もっと奥底には「妊娠したから出来ないとか甘え」と自分自身が縛り付けている偏見があったんだと気付きました。

 

そして、周りの人も妊婦と共に働く事に対して、どのように助ければいいか分からず困惑している面があったんだと分かりました。

できないことを無理にしていると、結局しわ寄せがどこかにいきます

それが、病棟で働く仲間なのか、患者さんなのかは状況によりますが、無理に頑張っても良くない。

自分で出来ない時は、状況を説明してお願いをする

そして感謝を伝える。

そうしていく中で、先輩(天使達)も「移乗は私やるよ」「その代わりにこれ入力しといて!」と、仕事の割り振りも協力して出来るようになっていきました。

 

失敗2:周りへの協力を仰いで、しっかり感謝を伝えていけば良かった。

 

まぁそうはいってもきっっつい看護師もいますよね。

協力仰げねー(お手上げ)って時は言いやすい人に言う。

これ大事。ほんとにね、一番大事なのは自分のメンタルを保つこと

失敗3:今後の希望はしっかりと伝える

復帰後をイメージする

子供が生まれたから元の病棟で働けるのかイメージしてみて下さい。

どうですか?

 

残業確実で定時に帰れる病棟じゃない

小さい子連れて働いている看護師がいない

日勤のみ勤務の人が師長以外いない

 

旦那さんや家族の協力がどこまで得られるのかによって変わりますが、

こんなところは育休明けも同じ病棟で働くのは厳しいです。

 

小さい子供を持つ先輩がいるなら、働き方や家族のサポートを聞いておくと参考になると思います。

 

私の場合

産休に入る前、看護部長との面談で「今の病棟では小さい子供を育てながらはちょっと難しい」と伝えていました。

しかし、復帰2ヵ月前に「元の病棟で出来るよね?」と連絡がきました。

 

私の元いた病棟は、人が次々に辞めていく病棟で、病院の中でも残業が一番多くキツイと嫌煙されている病棟でした。

 

これはやべぇ

「産休前にもお伝えしたんですけど、元の病棟は残業も多いですし、出来れば定時で帰れる病棟がいいです」とその時は返事をし、電話を終えました。

 

すると、同期の病棟スタッフから「〇〇さん、ここに帰ってくることになってるよ!部長とちゃんと話した?」と連絡が来ました。

 

んんんんん???なんだってー!その情報めっちゃ怖いけどマジ感謝だわ。

もう速攻で部長に電話して「元の病棟は無理です。別の病棟にしてください」と伝えました。

 

これは本当に失敗なんですが、”ちょっと難しい”とか”出来れば”とか”厳しい”って「行けたらいくわ!」くらいダメ寄りのニュアンスを含んでいるとは思われますが、無理なことはニュアンスではなくはっきりと伝える必要があります。

 

失敗3:ニュアンスで伝えず、ハッキリきっぱり伝える

 

おわりに

いかがでしたか?

1年目で妊娠しないよう計画性が必要だと思いますが、もし妊娠した時には私みたいにならないように気を付けて下さい…

 

本来妊娠は喜ばしいことですから、あんまり落ち込まずハッピーなマタニティライフを過ごしたいですね!

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